新しい投資であるソーシャルレンディングをいち早くサービスとして開始した事業主が、クラウドバンクです。
投資家の方のなかには、以前からその名前を耳にしていたり、興味を持っていたりする人も多いですよね?
しかし、一方でソーシャルレンディングというと、2018年に複数の事業主が行政処分を受けるトラブルを起こしたことでも記憶に残っています。
では、実際にクラウドバンクにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ここでは、口コミなどを参考にその評判についてくわしく調べてみました。
ポイントは、以下のとおりです。
- 初心者でも分かりやすい簡単な取引
- 600億円超の応募金額と回収率100%の実績
- バリエーション豊かなファンドの数々
- 2ヶ月間で1万円からの投資も可能
- 担保や保証も万全の安心できる運営
- 元本割れのリスクはゼロではない?
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目次
クラウドバンクの概要
累計応募総額 | 600億円超 |
実質平均利回り | 6.99% |
最低投資額 | 1万円 |
案件 | 常時募集中 |
担保・保証 | あり |
元本回収率 | 100% |
クラウドバンクは、2013年にサービスを開始したソーシャルトレーディング事業主です。
わずか3年間で応募総額は100億円を突破、その後1年間で倍以上の220億円超、さらに翌2019年8月には600億円をも超える勢いとなっています。
その実績は業界でもトップクラスで、投資家からの人気の高さをよくあらわしています。
その根拠となっているのが、実質平均利回り6.99%、分配金総額14億円超という、リターンのよさ。
そしてもうひとつ注目しておきたいのが、元本回収率100%という数字です。
これは、これまでに企業に融資した資金はすべて返済されているということで、償還済資金もすでに430億円に達しています。
できるだけリスクをおさえたい投資家にとっては、これは大きなポイントとなるでしょう。
また、つねに募集中のファンドがあり、1万円からの投資も可能、値動きがないなど、初心者にとってもはじめやすい要素がたくさんそろっています。
クラウドバンクのメリット・良い口コミ
では、実際にクラウドバンクを利用した投資家は、どのようなメリットがあると感じているのでしょうか。
口コミなどの評判から、4つのポイントを見ていきましょう。
利回りが大きい
クラウドバンクでは、2019年3月末までの3年間に運用したファンドの実質平均利回りが、6.99%となっています。
この利回りで100万円を1年間運用したとすると、6万9,900円の利息がつく計算です。
現在は超低金利のため、たとえ同じ資産を大手銀行の定期預金に3〜5年間あずけたとしても、年利で0.2%〜0.5%程度、わずか数千円程度の利息しかつきません。
株投資の平均利回りが2%台であることを考えても、クラウドバンクでの資金運用がいかにすぐれているかが分かると思います。
Owners Bookの募集中の案件は、普段に比べて比較的短期だけど3.7%なんですよね。利回り低いのはそれだけリスクヘッジしているってことなんでしょうけど、4%を下回ると低なーと思ってしまう。クラウドバンクのように6%台で安定している事業者もあるので以前ほど特別感は感じなくなりました。
— ぽんぽこ (@okonominA) August 15, 2019
1万円から投資ができる
クラウドバンクでは、最低投資額1万円から運用をはじめることができます。
とても少額なので、たとえばまだ年収が低くて株取引などには手が出せない人でも、将来を考えた資産運用を行うことができるでしょう。
実際に公開されているデータを見てみると、クラウドバンクで投資している人の30%超は資産額が300万円未満となっています。
年代別で見ても、そのほぼ半数近くが20〜30代で占められていることが分かります。
また、最低投資額が少ないということは、それだけ多くの案件に分散投資もしやすく、リスクをおさえやすいということでもあります。
さらに、わずかでも配当金が出ればすぐほかのファンドに回して複利運用するなど、小回りの効いた資産運用ができるのもポイントです。
一方で、取引回数が増えるとコストが気になるところですが、クラウドバンクでの取引には、口座開設から維持、入出金まで、いっさい手数料はかかりません。
そのため、安心して積極的に投資を行っていくことができます。
また、入金のさいにかかる銀行の振込手数料は自己負担となります。
https://twitter.com/wmpicaco_/status/1172124243959504896?s=12
クラウドバンクの太陽光事業に投資しました。額は1万円。
リスク分散のために、ソーシャルレンディングは、月に1万円ずつ計数万円を複数の事業に投資していく予定。
成果次第で金額を上げていきます。#ソーシャルレンディング #クラウドバンク— ガブリエルおまめ (@omamegaburieru) July 16, 2019
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手間がかからない
クラウドバンクでの投資方法は、とてもシンプルで分かりやすいものとなっています。
まず、募集中のファンドのなかから、事業内容や目標利回り、運用期間、担保・保証の有無、さらに会員限定情報などを確認して、自分が投資したいと思ったものを選びます。
次に、投資希望金額を入力したら、あとは「投資申請確認」をクリックするだけ。
そこから先は、何もする必要がありません。
ファンドは応募額が目標金額に達するか、募集終了日を迎えると自然に成立するので、あとは業績に応じた分配金が支払われるのを待つだけです。
これとくらべると、たとえば株取引やFX取引では、いくら自動注文を利用したとしても、相場やチャートはかならずある程度チェックしておかなければいけません。
しかし、クラウドバンクのソーシャルレンディングなら、そのような手間もいっさいなく、ただ待っているだけで資産運用ができるのです。
これなら、取引にあまり時間を割くことができない人でも、簡単にはじめることができますよね。
なお、分配金や償金についてはメールでお知らせがあり、運用の推移や結果、利回りなどもマイページから簡単に確認することができます。
2019年7月からはスマホのアプリでも利用できるようになったので、より手軽で便利な資産管理ができるようになりました。
償還があったので、次はこれ。
今年は年利6.45%で回ってます。
完全放置だから楽だね。#クラウドバンク pic.twitter.com/7oWbCox7EK— とっちゅる (@tottyari) December 13, 2018
投資先が豊富
クラウドバンクには、とても多くのファンドが用意されています。
そのため、つねに複数の案件が募集中となっていて、募集終了を気にせず余裕をもって投資先を選ぶことができます。
運用期間は3〜6ヶ月程度の短期が多いですが、9〜20ヶ月程度の高い利回りの案件も少なくありません。
ファンド一覧では、地域、種類、運用状況、などの条件をしぼって表示することもできるので、自分の投資したいファンドが見つけやすくなっています。
そのおもな事業内容には、以下のようなものがあります。
- 再生可能エネルギー開発
- 新興国マイクロファイナンス
- 不動産
- 中小企業支援
なかでも目立って多いのが、原発問題を受けて開発がさかんになっている、太陽光、風力、バイオマス、などの再生可能エネルギー事業です。
これらのファンドは、国が電力を固定価格で買い取ってくれるうえに、設備や土地が担保となっているので、安定性や安全性の高い案件となっています。
新興国マイクロファイナンスファンドでは、発展途上国の自立支援を目的とした融資を行い、投資と同時に社会貢献ができるのもポイントです。
海外の不動産事業などでは、業界初となる米ドル建ての投資ができる案件もあり、リスク分散にも便利です。
中小企業支援では、実力や良いアイディアがありながら、資金不足で実現がむずかしい事業のサポートを行います。
いずれも、借り手となる企業については、クラウドバンクが厳しい目でチェックしていくので、信頼性の面でも心配はありません。
普段、クラウドバンクのキャンペーン中って申し訳ないけど長期の太陽光しかないイメージだったんですよね。それが今回は香港中小企業支援型ローンファンドなんて新しいファンドも立ち上がってるじゃないですか。投資先の提供頻度はもちろん、最近はファンドの種類も益々増えてさすがです。
— ぽんぽこ (@okonominA) August 30, 2019
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クラウドバンクのデメリット・悪い口コミ
一方、クラウドバンクにもデメリットや悪い口コミなどがないわけではありません。
特に、投資ではいかにリスクをおさえるかということが大切なので、こちらの評判についてもくわしく見ていきましょう。
法整備が未完成
ソーシャルレンディングでは以前から、ファンドの企業名や所在地などがあきらかにされないという問題がありました。
これは、貸金業法による「借り手の保護」の観点によるものですが、投資先の情報が分からないということは投資家にとっては大きなデメリットとなります。
その透明化をもとめる声に対し、2019年3月に金融庁は「ソーシャルレンディングの投資家は貸金業者にあたらず、貸金業法は適用されない」という見解を示しました。
これでようやく、一定の要件のもとでは企業の情報をあきらかにすることができるようになったのです。
クラウドバンクでも5月から匿名化の解除を行い、現在では、融資先の会社名から住所、財務状況、さらに担保物件の住所、評価額、評価方法、保全情報まで公開されている案件もあります。
ただし、中小企業支援のファンドなどでは、まだその情報を知ることができない案件があるのも現状です。
その点が気になる人は、できるだけ上場企業などの公開された融資先を探すようにするとよいでしょう。
クラウドバンクは会員限定情報のタブで融資先の社名やら財務情報やら詳細がわかるようになったんだな
これはええ事や— 炙りさんま (@eeyan_nanbo) April 25, 2019
クラウドバンクの案件、利回りだけ見たらそれなりだけど、これはいい案件なのでは?SPCに直接出資じゃなくて、SPCに出資する会社に融資だし、更にその親会社の保証もついてくるからリスク低いよね。手持ちがもう少しあればなーとか迷ってたらものすごい勢いで売れていったから慌てて出資した。
— AMN (@wilderness7725) August 26, 2019
元本割れの可能性
ソーシャルレンディングでは元本がすべて返済されるので、値動きによる損失のおそれはありません。
ただし、融資先の企業が倒産などすると、貸し倒れになるケースも出てきます。
このような場合、ソーシャルレンディング事業主はあくまで企業と投資家を仲介しているだけなので、銀行などと異なり、返済義務は生じません。
つまり、融資した資金が全損失となり、元本割れとなるリスクも否定できないわけです。
クラウドバンクではこのような事態をふせぐために、融資先の企業をきびしく審査して、すべてのファンドに融資額を上回る担保や保証を設定するようにしています。
その実績として、これまでの元本回収率は100%をほこり、貸し倒れが起きたこともいっさいありません。
2017年に一度だけ、太陽光発電所の売却のさいに手続きが遅れたことが原因で、最大4ヶ月の返済遅延が起こったことがありますが、それも利息込みですべて償還をはたし、以後は一度もトラブルは発生していません。
もちろん、今後も将来にわたって元本割れがないという保証はありませんが、現状ではクラウドバンクの安全性は十分に高いといえるでしょう。
クラウドバンクからの分配金。
1月から10万で始めて、完全放置で1,000円ちょっと増えたヽ(´▽`)/
悪くはないんだけど、他の業者さん見ると貸し倒れリスクが気になるし、もう少し業界が安定するまで様子を見ようかな〜と。
4万引き出して、6万を運用中。#クラウドバンク#ソーシャルレンディング pic.twitter.com/7m2qWlge5h— hastamanana (@hastamanana9) May 11, 2019
今年のクラウドバンクでの運用成績です。maneoと違い、返済遅延はありませんでした。利回りは4.5%と低いですが銀行預金よりははるかにいいですね。もちろんリスクはありますよ。太陽光発電などエネルギー関係のファンドが多いので太陽光パネルが台風被害を受けたら元本割れの可能性はあります。 pic.twitter.com/9zgp6p0ECH
— まこmako@ネガティブ気質のものづくりエンジニア (@KomaEpic) December 23, 2018
クラウドバンクがおすすめな人
クラウドバンクでの資産運用は、以下のような人に向いています。
- ソーシャルレンディングに興味がある人
- 利回りが高くリスクの低い資産運用をしたい人
- 投資にあまり時間をかけたくない人
ソーシャルレンディングは新しい投資ということもあり、各社のサイトの完成度がまだあまり高くありません。
特に、取引画面に分かりにくいものが多く、それが初心者の足を遠ざけている理由のひとつともなっています。
その点、クラウドバンクはとても洗練されたデザインのサイトで、ファンドへの応募や資産管理も、誰でもひと目で操作できるようになっています。
それでいて利回りの高い案件も多いので、ソーシャルレンディングに興味がある人であれば、まず最初にはじめてみることをおすすめします。
一方で、いくら利回りが高いといっても、リスクも同じように高くては意味がありません。
特に、ソーシャルレンディングでは貸し倒れによるリスクが否定できず、つねに全損失のおそれがあります。
しかし、その点でもクラウドバンクは担保や保証をしっかり設定し、元本回収率100%という実績をほこっているので十分に信頼できます。
また、クラウドバンクでは、最初に投資したいファンドを選んで応募すれば、あとの運用期間は何もする必要がありません。
そのため、日中は仕事でいそがしいというサラリーマンや、相場やチャートの分析が難しくて株やFXには手を出せないという人でも、気軽にはじめられる投資となっています。
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クラウドバンクがおすすめできない人
一方、以下のような人にはクラウドバンクでの投資はおすすめできません。
- 元本割れを絶対に避けたい人
- 資金を自由に使いたい人
現状では元本回収率100%とはいえ、今後もかならずクラウドバンクで貸し倒れが発生しないという保証はありません。
さらにいえば、まだ新しい形態のサービスということもあり、ソーシャルレンディング事業主自体の破綻というリスクも考えられるでしょう。
このような場合は返金されない可能性があるので、全損失がどうしても怖いという人は避けたほうがよいかもしれません。
また、ソーシャルレンディングでは運用期間中は資金を引き出せず、株やFXのように売買して現金化することもできません。
そのため、資産をつねに自由に使える状態にしておきたいと考えている人にも、あまりおすすめはできません。
ただし、クラウドバンクでは3〜6ヶ月程度の短期の案件が多いので、その程度であれば気にならないという人も多いでしょう。
とはいえ、基本的にはあくまで使う予定のない余剰資金を回す、という考えで運用したほうがよさそうです。
クラウドバンクの運営会社
クラウドバンクは、東京都港区に本社を置く「日本クラウド証券株式会社」によって運営されています。
日本クラウド証券はもともと、1993年に「ディー・ブレイン証券」として設立され、2013年にソーシャルレンディングのサービス開始を目的として「みどり証券」を買収、そのさいに現在の社名へと変更されました。
ソーシャルレンディングを運営する会社としては唯一の、有価証券をあつかうことができる第一種金融商品取引業の登録をしています。
そのため、自己資本金規制比率などの基準も高く、倒産などのリスクも他社より低いと考えてよいでしょう。
また、コンプライアンスに対してもよりきびしい姿勢でのぞんでいます。
たとえば、日本クラウド証券では過去に以下の理由で2回の行政処分を受けてきました。
- 2015年:手数料還元キャンペーンの不手際
- 2017年:取引データの不適切な管理
しかし、そのたびにすみやかにトラブルを解決、さらにシステムの強化や外部監査の導入など、より改善につとめることで信頼を勝ち得てきたのです。
その姿勢こそが、現在の業界トップクラスの実績を支えているといってよいでしょう。
クラウドバンクまとめ
ソーシャルレンディングは、投資の知識や経験がなくても簡単にはじめられる、初心者の方にもおすすめの資産運用です。
なかでも、クラウドバンクは業界トップクラスの実績と利回りをほこり、融資先の情報公開やシステムの強化を推し進めるなど、信頼性の高い事業主です。
取引手数料はすべて無料、1万円からでも応募できるので、興味のある人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ファンドのくわしい情報は会員限定となっているので、まずは無料の口座開設だけでもしてみることをおすすめします。
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